幼稚園は、家庭を別にすれば、幼児が経験する人生最初の教育の場ですが、その子の一生を見据えて、生涯の出発点である幼稚園で何が一番大切かを考えて教育を行っています。人間にとって最終の目標は自立ということですが、その為には自らをコントロールする自律・自制の習慣を身に付ける必要があります。生活にメリハリとけじめを付けると、結果的に生き生きとしたやる気のある子どもが育ちます。伸び伸びとした子を育てたいと思い、なんでも子どもの好きなようにさせて置くというのは、放任と言い、最も望ましくない接し方です。 幼児は人間が作っている社会集団の中で、他の人々と様々な関わりを持つことによって、少しずつ人間らしく育って行きます。現代は、残念ながら地域共同体が姿を消し、昔のように大家族や地域の中で皆に見守られ、可愛がられたり叱られたりしながら地域の子どもとして育つことが出来なくなっています。それだけに、かぴら幼稚園では教職員は勿論、園児の父母も地域のボランティアも含めて、大きなかぴらの輪の中で子ども達全員が多様な関わりを経験して、育ち合うような幼稚園を目指しています。更に、文明がいくら発達しても、人間は哺乳動物であるという事実は変えようがありません。人類発生以来慣れ親しんできた自然との関わりが、幼児の発達にはどうしても必要です。本園では、出来るだけ多く自然と接することが出来るよう、積極的にお父さん方やボランティアの応援を仰いでいます。
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